もくじ
目のトラブルがたちまち改善!血流アップですっきり!!
最近、目が疲れやすくなっているので何とか緩和したいと思い、本屋さんに立ち寄りあれこれ探していたら、よい本に出会いました!
その本はこちらです!著者は大杉幸毅(こうき)先生です。

目がみるみるよくなる!血流アップ押圧 老眼 近視 緑内障 飛蚊症etc…/大杉幸… 価格:1485円(税込、送料別) (2020/8/2時点) |

はじめに
大杉先生のおこなっている「血液循環療法」は、手の指を使い不調箇所の血液循環を良くして症状を改善する手技療法です。
目の不調や首・肩のこり、膝の痛みなど、悪いところに触れておこなえるのが特徴で、マッサージや指圧のように強い刺激を加えるような手技療法とは全く違います。
合い言葉は「ジワ~・パッ」
手の指で「ジワ~」っとソフトに圧を欠け「パッ」と素早く離す。
私たちが病気や不快な症状に悩まされている場合、その不調箇所の周辺には「押すと痛いところ」や「しこり」が現れ、その部分の血液の流れが滞っています。そこを「ジワ~・パッ」とやさしく押圧し、流れの悪くなった毛細血管に血液を行き渡せることで、症状がよくなるというのが、血液循環療法の原理です。
第1章 近視・老眼・疲れ目・眼病の日本人が急増中

第1章では11項目中、6項目ピックアップしました。
- 目の悪い日本人が多いわけ・・・日本は気圧が安定せず低気圧のせいで血液の流れが悪くなり、目の毛細血管に酸素や栄養がいかず視力が低下し、現代のライフスタイル(TV・パソコン・スマホなどの液晶画面を長時間見続ける)では、それ以外にも「飛蚊症」「緑内障」「老眼」などを引き起こすことがある。
- 放っておくと危ない眼精疲労・・・眼精疲労とは疲れ目のもっとひどい状態のこと。原因は目や体に病気があったり目を酷使していたり精神的なストレスがある。→「ジワ~・パッ」をすることにより血流がよくなれば目やカラダの病気もよくなり、副交感神経が優位になるとストレスが軽減される。
- 若年性緑内障になる人が増えている・・・緑内障は、徐々に視野が欠けていく目の病気です。日本人には眼圧が高くなくてもなる「正常眼圧緑内障」の人が多い。→「ジワ~・パッ」なら視神経の血流を改善することができるので、進行を防ぎ、回復することも期待できる。
- 目の栄養不足が老眼を招く・・・老眼は血流と大きく関係しています。血流が滞ることで酸素や栄養素がスムーズに運ばれなくなり、血管も細胞も栄養不足になるため老化する。→食事や生活習慣を見直すと共に朝晩の「ジワ~・パッ」を習慣づけると毛様体筋の柔軟さを取り戻せて、近くの物が今より見えやすくなっていきます。
- 若者にも急増中の「スマホ老眼」・・・スマホの見過ぎが原因。黒目の瞳が内側に寄ってもどらなくなってしまう「急性内斜視」の若者も増えている。→「ジワ~・パッ」で凝り固まった目の周りの筋肉をほぐして、スマホばかりみる生活を改善する。
- 目を守るスマホの使い方・・・パソコンやスマホから出続けているブルーライトは視力低下や睡眠障害など、目やカラダに影響を及ぼす。できるだけ目に受けるブルーライトの量を減らす努力をする。→毎日の「ジワ~・パッ」で血流を良くして目の疲れを取り、目の健康を守ってください。
著者の大杉先生は、毎日の「ジワ~・パッ」のおかげもあってか60歳を過ぎても老眼にならずに済んでいましたが、70歳になって、ついに小さい文字は老眼鏡に頼る事も出てきたとのことです。
わたしは、確か40代後半から老眼鏡にお世話になっています。それまでは、両目とも1.5で視力は良い方でしたが、
3年前に母が緑内障と白内障を併発して手術をした辺りから、他人事ではなくわたしも更に目が悪くなっているので、心配になってきています。
第2章 目の不調はすべて血流が解決する

第2章は7項目中、2項目をピックアップしました。
- ツボ押しとは違う「ジワ~・パッ」の威力・・・「ジワ~・パッ」とは不調箇所を手の指で「ジワ~」とゆっくりやさしく押圧して毛細血管を軽く押さえ「パッ」と瞬間的に離すことで一瞬止められていた血液が勢いがついて、毛細血管の先にまで血流を行き渡らせる療法です。マッサージや指圧とは全く違います。
- 目の周りも筋力アップできる・・・目のピント調節をスムーズにして視力を向上させるには、水晶体を柔軟にしておくことが重要。その為には毛様体筋に関わる目の周りの筋肉をよく動かす事。→1.近くをじっと見たら、遠くを見る。2.ぎゅっと目をつぶってパッと大きく見開く。3.目をぐるぐると回す。この目のストレッチを10回ずつ繰り返すだけで目の周りの筋肉を鍛えることができる。
忘れずに目の休憩を挟むことが大事ですね!!
第3章 「ジワ~・パッ」と押すだけ目の血流アップ押圧

この章は実践編になります。
まず、目の上部、下部、まぶたを押圧して目全体の血流をよくします。
各部位を10回ずつ朝昼晩と繰り返すだけで効果があるそうです。
こちらのYouTube動画では、実際に大杉先生が実践してらっしゃるのでご覧ください。
実は、大杉先生は血液循環療法協会会長で35年間「血液循環療法」という治療法で数多くの病に苦しむ方々の健康回復への手助けをしてきたとんでもない凄い方でした!!!
「血液循環療法」は指圧の元になったもので、100年前(明治43年)小山善太郎先生により創見され、器具を一切使わず手指だけで治療する方法です。
日本で生まれた日本人の体質に合った無害にして有効な治療法で、いわば「無形文化財」と言える人類最高の技術です。
「血液循環療法」を分かりやすく説明してくださっている動画がありました。
100年の歴史があって、手指だけで病気が治ると言う素晴らしい手技なのに、あまり広まっていないのは、医療業界では良しとしない利権の闇があるのかもしれません。
第4章 目がぐんぐんよくなる生活習慣

第4章では7項目中、3項目をピックアップしました。
- 腹八分、甘い物を控えてドライアイ予防・・・食べ過ぎや甘い物の摂取は、血糖値を急上昇させ、血液をドロドロにしてしまう。満腹になると体に大きな負担がかかるので、小食を心がけていたら体全体に血液をめぐらせることができる。
- 目がよくなる食べ物と栄養素・・・腸内環境を良くすれば脳の働きも良くなり、目の不調も改善する。→1.善玉菌を増やす食品。2.水溶性植物繊維。3.オリゴ糖を含む食品。
- 目薬よりも効果あり!蒸しタオル療法・・・蒸しタオルで目を温めてから「ジワ~・パッ」をおこなうとダブル効果で目の周りの血流が一気に上がり、目薬をさすよりも効果絶大。
蒸しタオルは、ホント気持ちいいですよね!家ではやったことが無かったのでまず試してみようと思います。適度な運動も必須とのことです。
まとめ

最後に、血流アップ押圧(血液循環法)が受けられる治療院リストも掲載されております。
血液循環療法のセミナーも開催しているようですので、チェックさせていただこうと思ってます。
母の術後(白内障と緑内障)は、クリアに見えるようにはなりましたが、とても疲れやすくなったと言っています。術後はかなり個人差があるようです。
目は一生物なので、「ジワ~・パッ」を毎日の習慣にして、大切にしたいと思います。簡単にできていいですよね!
ただ、忘れないようにするのが難しいですね!
本日もありがとうございました。